クライオスタット
無冷媒断熱消磁冷凍機
無冷媒断熱消磁クライオスタット
ADR
ロックゲートブログの読者の皆様こんにちは。
総務の渡辺でございます。
昨日はブログをお休みいたしまして大変申し訳ございません。
本日は今までこのブログで紹介していなかった装置をご紹介いたしますので、お許しくださいませ。
ロックゲート株式会社では無冷媒断熱消磁クライオスタットの取り扱いがございます。
この無冷媒断熱消磁クライオスタットの機種名はADRと申します。
独国：ENTROPY社の製品でございます。
特徴は・・・・
無冷媒断熱消磁冷凍機/ADRは非常にコンパクトなサイズで40mK以下の最低温度が可能です。
シングルステージとダブルステージがあり、最低温度により選択します。またサイズによりADR-MとADR-Lに別れ、ADR-Mでは移動式のフレーム、ADR-Lでは固定フレームになります。サンプル用マグネットオプションはADR-Lで対応します。
無冷媒断熱消磁冷凍機/ADRのトップフランジはカスタマイズ可能です。各種のコネクター、フィードスルーなどを配置することができます
無冷媒断熱消磁冷凍機/ADRのMシリーズでは、試料セットアップを容易にする回転スタンドが付属します。試料交換やセットアップ作業を行なう場合 本体を180度回転し作業を行うことができます
無冷媒断熱消磁冷凍機/ADRのステージに着目するとシングルステージADRとダブルステージADRがございます
マトリックス表をご確認くださいませ
| シングルステージ | ダブルステージ | |
|
ピル材質 |
GGG | FAA/GGG |
|
最低温度 |
<600mK | <40mK |
|
保持時間 |
>48hr(@1K) | >48hr(@100mK) |
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温度安定性 |
<1%(1K) | <25µK(100mK) |
| リチャージ時間 |
<2hr |
<1hr |
無冷媒断熱消磁冷凍機/ADRの型式にADR-MとADR-Lがございます。
固定式か移動式か以外にも違いがございますため、どうぞ以下のマトリックス表をご覧くださいませ
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ADR-M |
ADR-L | |
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試料空間 |
直径:230 mm, 高さ:300 mm | 直径:300 mm, 高さ:400 mm |
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パルスチューブ冷凍機 |
1/2Wパルスチューブ冷凍機 | 1Wパルスチューブ冷凍機 |
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フレーム |
移動式 | 固定式 |
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試料用マグネット |
NA | 9Tまで |
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エレクトロニクスラック |
Option1: 19″ラック,高さ600mm,Option2: 19″ラック高さ1600mm | |
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光学アクセス |
2個（サイドポート): RT:Φ50mm,70K:Φ40mm,4K:Φ30mm | |
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磁気シールド |
あり | |
もしもここでロックゲートブログの読者様が、無冷媒断熱消磁冷凍機/ADRについて思い浮かばれた時のために、
システム構成もご案内申し上げます。
システム構成は、、、、
1. クライオスタット本体
2. エレクトロニクス及びラック
3. PC及び制御用ソフトウェア
4. クライオスタットフレーム
5. パルスチューブ冷凍機用コンプレッサー
最後に私の案内の不足を埋めるべく、ブローシャーをアップデートいたします!
どうぞお気軽にダウンロード下さいませ☆
それでは本日も宜しくお願い致します♪