PRODUCTS製品案内

走査型プローブ顕微鏡 Scanning Probe Microscope

attocube社 極低温用AFM

PPS

PPS

フォトニックプローブステーション

光プローブステーションは、次世代の光・量子通信分野における主要な装置になるかもしれません。さらに共鳴ナノ構造による光・物質相互作用が持つ非常に高い感度は、将来の物理学、生物学、化学におけるセンサーとしての可能性も持っています。

光プローブステーションは、2つの光ファイバープローブとフリービーム共焦点レーザ走査型顕微鏡(CFM I)を組み合わせた装置です。attoDRY800極低温プラットフォーム内蔵型光学定盤と組み合わせることで4Kから320Kの温度領域のナノフォトニックデバイス研究に最適です。

共焦点顕微鏡は試料表面を観察するだけではなく、試料表面から出てくる光の分光測定にも使用されます。

仕様

一般仕様
形式 側面導入方式平面導波管構造と垂直方向からのフリービームによる共焦点レーザ走査型顕微鏡
センサーヘッド 光導入・射出用レンズ付き光ファイバー(独立三軸アライメント)及び極低温アポクロマート対物レンズ
共焦点ユニット
配置 ファイバーアパーチャーをピンホールとして使用(励起光ポート、シグナル光ポート)
ピンホール 2軸スキャン面補正
ピンホールサイズ ファイバーに依存(3-9µm)
極低温対物レンズ LT-APO/VIS, LT-APO/VISIR, LT-APO/NIR(詳しくはこちら)
モニターカメラ 試料モニター
試料粗動機構
移動範囲 6 x 6 mm2 (クローズドループ)、光ファイバー3x3x2.5mm(クローズドループ)、クローズドループ位置再現性 1-2µm
ステップサイズ 0.05-3µm (300K), 10-500 nm(4K)
試料ホルダー クイックイクスチェンジ(温度センサー、ヒーター内蔵)
動作環境
温度範囲 3 K..300 K (クライオスタットに依存)
圧力・真空度 ヘリウム交換ガス中(真空対応可能,10-6 mbar)
設置空間
対応クライオスタット attoDRY800

*分解能は使用するチップ、試料、クライオスタット等に依存します。

ダウンロード

メーカーサイトへのリンク

アプリケーション

超低ドリフト

attoDRY700に組み込んだ光プローブステーションのテストで、3Kから300Kの温度変化におけるシステム安定性を評価しました。

光導入と光検出の安定性は非常に優れたものでした。数日間の間、通過する光の強度は、2-3パーセント程度の変動にとどまりました。