PRODUCTS製品案内
RHK社PanScan ファミリー
![PanScan](https://www.rockgateco.com/d2GtLKym/wp-content/uploads/2020/04/PanScan_Freedom_Tesla_render.png)
概要
ここにあるすべてのPanスタイルのスキャンヘッドはピエゾモータースタイルを初めて採用したヒューストン大学物理学科Dr. Shuheng Panのデザインによるものです。このPanスキャンヘッドは極端な環境下においても安定性にすぐれることで知られています。RHKはDr.Panと共同で彼のデザインに基づき製品化を行いXYオフセット、その場で行えるチップ交換技術、複数の光学アクセス、そしてAFM-qPlusプローブなどのなどの新しい技術を取り入れることに成功しました。
PanScanはSTM専用またはSTM-AFM併用のタイプがあります。またAFM-qPlusとSTMプローブは真空中で切り替え可能です。qPlusセンサーにはAFM/STM複合機などに使用する電導性チップが含まれております。これらの近位プローブを使用した測定では原子分解能を得ることができます。特にAFMでは絶縁体など幅広い対象に用いることができます。マウンティンベースにプローブホルダーを組み込むことで両方のプローブをストレージ位置に入れておき、その場でSTMとAFM-qPlusを切り替えることができます。
PanScanスキャンヘッドはコンパクトで非磁性であり、mKから400Kまで動作可能です。PanScanは様々な空気中使用キットから無冷媒クライオスタット内蔵のフルシステムまで幅広く対応します。
PanScanファミリー
![PanScan Freedom Flow](https://www.rockgateco.com/d2GtLKym/wp-content/uploads/2020/04/PanScanFlow0-06.png)
PanScan Flow
PanScanファミリーには液体ヘリウム、液体窒素を使用するフロー型クライオスタット採用したタイプもあります。Freedom型同様、高い安定性を持ち、チップ-試料間の温度は一様になっています。
![](https://www.rockgateco.com/d2GtLKym/wp-content/uploads/2020/04/PanScanRT0-06.png)
PanScan RT
PanScan RTあるいはPanScan UHVはそれのみでもハイエンドなSPM測定が可能ですが、FlowやFreedomへの転用も可能です。サブシステムからフルシステムまでPanScanは理想的な選択肢になります。
![](https://www.rockgateco.com/d2GtLKym/wp-content/uploads/2020/04/PanScanScanner0-06.png)
PanScan Scanner
PanScan Scannerは極めて高い安定性を持ち、高剛性、超低ドリフト、STM/qPlus-AFM, mKから400Kまでの動作温度範囲、高磁場対応です。数々の実績を誇ります。