クライオスタット
Cryostat
雪の東京
ロックゲートブログの読者の皆様、いつもお世話になっております。
総務の渡辺でございます。
雪の降りしきる今日この頃、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか?
私は1時間に1度のペースで雪かきをして過ごしております。
この寒空の中、雪を見つめておりますと、冷たいつながりで改めてロックゲート株式会社の主力商品であります冷凍機のことを考え始めます。
私どもは各種クライオスタットを取り扱っております。
最近のクライオスタットの投稿記事を思い出しますと、極低温SPM用クライオスタットや無冷媒低振動光学用クライオスタットや無冷媒希釈冷凍機や無冷媒断熱消磁冷凍機、、、、比較的ご紹介してまいりました。
よって、クライオスタット紹介のえこひいきはいけませんので、本日は連続フロークライオスタットをご紹介いたします!!
連続フロークライオスタットは、米国 Advanced Research Systems社の製品でございます。
ARS社のHelitranクライオスタットは、液体ヘリウム(又は液体窒素)をフローさせることで温度を4.2K以下(液体窒素使用の場合77K)まで下げます。 独自の設計によりトランスファーチューブ内をクライオスタットの中まで流れるチップフローとラジエーションシールド用シールドフローの2層になった液体寒剤が流れ、 更にその外側をリターンガスが流れることで2重に熱シールドしています。 その為チップフローはミスト化や振動を起こさずに4.2K(又は 77K)を保ったままクライオスタット内に到達するので、 高い温度安定性と、極めて低い振動レベルを可能に。このためその低振動性を生かしSPMアプリケーションの実績もあります。
それでは、最後の雪かきから約1時間近く経過いたしましたので、改めて雪かきをしてまいります。
ロックゲートブログの皆様方も帰宅時も、そして明日の出社時もお気をつけてお過ごしくださいませ。
総務:渡辺